私は行政書士として、法人・個人事業主の支援を幅広く手がけています。
間借りさせてもらっている弁護士の先生が民事を多くやっているので、
一応遠慮してターゲットは違うところにしています。
そのため、先生から仕事を斡旋してもらうことはほぼありません。
私のお客様の多くは「人手の足りない中小企業の社長、個人事業主」です。
お客様の求めることの本質を理解して、お客様にとってのベストを提案・実行することは割と得意みたいで、よくお褒めの言葉をいただきます。
「事業再構築補助金やりたい」と言ってきたお客様がいたら、ヒアリングしてから全然違う補助金見つけて提案したりとか…
(支援する側としては同じ補助金やった方が楽ですけど、内容や採択率や補助率を考えるとお客様にとって他の補助金の方が良い、ということが全然あります)
おかげさまで
「何をやっている行政書士か?」
ではなく
「荻野先生にお願いしたい、〇〇はできるか?」
と言っていただけることが多く、本当に良いお客様に恵まれています。
今回私がサポートした補助金は
ARTS for the future! 2(コロナ禍からの文化芸術活動の再興支援事業) | 文化庁 (bunka.go.jp)
になります。
長期にわたるコロナ禍により甚大な影響を受けた文化芸術活動の再興を図るため、プロの文化芸術関係団体が、感染対策を十分に実施した上で積極的に公演等を開催し、その活動の充実・発展を図る取組を支援します。
具体的には、コンサート、イベント、映画製作などでかかった経費600万円(大きいイベントなら2500万)までなら全部払うよ!個人事業主は脱税を防ぐために任意団体作って申請してね!
ってやつです。
ツイートの多さから代行の需要があることは分かったので募集要項を読み込みました。
即内容理解して、
この補助金の代行業で検索上位に表示された人(行政書士じゃないし他士業でもない…)
が成功報酬25%とか超強気な金額設定してたけど、
私は最終的にお客様に満足してもらうことが一番の営業だと思っているので
もっと現実的な報酬金額を設定してWebサイトにアップしました。
結果として、直接問い合わせが4件、区の中小企業相談室からの紹介が1件あり、
法人2件、任意団体3件のお客様に依頼して頂くことができました。
今回のブログでは、ここまでの経緯をお伝えしましたが、
次回以降、以下の項目の詳細と、私がどう考えてその対応をしたのか?
を書いていきます。
①任意団体設立(法人税納付や消費税還付のことまで考えた定款作成・収益事業開始届出書の書き方を教える)
②事業計画を一緒に作成
③任意団体確定申告を受けてくれる税理士先生を探す(団体やってなかったり、すごい高い金額言われたりした)
④法人口座開設(任意団体かつバーチャルオフィスだったので大変だった)
⑤申請・採択・実施(現地もいきました)
⑥実績報告(年末年始が潰れました)
⑦補助金が依頼者さんに振り込まれる→ここで私も報酬貰う
⑧源泉徴収、事業に関わった方への報酬振込対応のフォロー
⑨法人確定申告のために記帳代行して税理士の先生につなぐ
⑩任意団体を解散する
この補助金は既に終了しているのでノウハウを知っても多くの人にとっては意味ないと思いますが
他の業務でも私はここに書いているレベル以上のことが出来ます。(再現性?的な)
ここ具体的にどうなの?とかもっとこうした方がいいよ!といった感想を持ってくださる稀有な方いればお友達になってください。
あと今年診断士試験受けます。一発合格できるように頑張ります!